美容師国家試験

美容師国家試験は誰でも受けることができるわけではなく、専門学校など２年間の通学か通信で３年以上を修学し、必要な課程を全て修了した方が受験資格を得ることができるようになっています。それだけではなく、同じ場所で１年以上の実地習練を経ていなければ受験することができません。

美容師国家試験の試験科目は、実技試験と筆記試験の２つになります。実技試験の内容は、美容の基礎的技術のオールウェーブセッティング、カッティング、美容を行う場合の衛生上の取り扱いとなります。

筆記試験の場合、衛生管理、美容の物理、美容の化学、美容保健、美容理論、関係法規・制度となります。

美容師国家試験免除もあります。これは、実技試験および筆記試験の両方を受験した人が対象となり、実技試験か筆記試験のどちらかに合格していれば次回の試験で合格した試験については申請すると免除を受けることができるようになっています。

この試験は１年に２回あります。実技試験は毎年７月下旬からと２月上旬から。筆記試験は９月上旬と３月上旬で全国各地で一斉に行われます。試験の申し込み期間は、６月中旬からと、１２月中旬のどちらも５日間ほどになります。